6月7.8日上五島倉島釣行

 

梅雨グロを狙って、金曜日夜9時出航便で五島へ行って来ました。

渡船はニューレインボーです。

この日は34名を乗せて定刻通り9時に出航。

行き先は小値賀沖磯群です。

鬼才松田稔氏の取材が入っており、白瀬まで走るようですが他船が入っており、もう上がる所が余りないとの事です。


2時後倉島へ到着、3番目に瀬上がりとなりました。

場所はマンジュウの地の磯です。

北風が結構強く吹いており、マンジュウとの水道を釣るようにしました。


早速準備して夜釣りを開始しますが餌取りのハタンポが多く、なかなか釣れません(*_*)

1時間半位水道をあちこち攻めますが状況が変わらないので、風が強くキツイですが二番向きの船着きに釣り座を変更します。

夜中の瀬上がりなので全く地形や水深が分からないですが、こちら向きは海面のざわめきなど少なく水深は深いようです。

まず瀬際から1ヒロ半で攻めます。

仕掛けを回収すると付け餌が残ってきました。

そして棚を2ヒロに変更し、2投目ウキがじわーっと沈みます。


合わせをいれると強い引きが(^^ )

強引に浮かせぶり上げると44センチの地グロです。

やっとの1尾にホッとしました。

そして次にイサキが釣れました。

それから夜明けまで、瀬際で2ヒロから一本チョットの棚でイサキがリリース含めて20尾程釣れ夜明けを迎えます。

 



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マンジュウとの水道側





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帆揚瀬 倉島二番向き





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釣り座





明るくなってから仕掛けを作り釣り開始。
足元に何杯か撒き餌を入れます、餌取りは全く居ません。

餌取りが全く居ないなんて冬でも滅多にありません。

足元から仕掛けを入れてみますが
付け餌は取られません。

何投かしても同じ状況です。
潮はゆっくり当たってきてる状態です。

徐々に深く仕掛けを入れて行きますが同じです(^.^; 

先端部のハナレらへんにサラシが出てるのでその先を狙います。

ここで当たりがありました!

釣れたのは足裏サイズの尾長。
一応クロが釣れたのでホッとしてリリース。

撒き餌が効いてきたのかサラシの下にチラホラクロが見えだしました。

今度は少し沖目に仕掛けを入れて、当たってくる潮に仕掛けを馴染ませ、サラシの先端の潜り込む潮の所で当たりが!


さっきより手応えがあり30ちょいの地グロです(^^)

これはキープします。


パターンを掴んだかと思いきやこの後ぱったり釣れなくなりました。

深棚まで探りますが付け餌も取られません、まるで渋い寒グロ釣りみたいです(^_^; 

8時位になりレインボーが見回りにきます。

早速瀬変わりしてる人がいるみたいで他も良くないみたいです。

船長「ここは穴場的で結構よか場所けん頑張って」と言い去って行きました。
潮が沖か、せめて横流れになれば釣れると思いますが、ゆっくりした当て潮は、とても攻め辛いです。

半遊動での釣りならばウキを支点に仕掛けを張り当たりが取れますが、
私は全層釣りなのでこの潮は難しいです。

何時もはウキを沈めて釣りますが今日のこの潮で当たりが取りにくいので沈めず渋々の浮力で当たりをとる事にします。

それから数時間何とか35センチと数枚キープサイズを確保。

下げ潮に代わり期待しますが相変わらずの潮の動きに苦戦。

また見回りにきました。

周りは次々瀬代わりしてます。

私も瀬代わりしたいなーと思ってましたが、それを察知したかのように

船長が「そこは下げ潮は良いと思うけんisohae君はそこで頑張らんばよ」

言います。
少しがっかりしましたが、これで今日は此処で頑張るしかないと覚悟が決まりました。

昼が近づき全く居なかった餌取りが徐々に増えだしました。

ここからは餌取りの分離もしなくてはなりません。

当たり潮なので餌取りは寄せやすいですが、本命を釣るのは本当に難しいです。


それでもやっと一瞬30メートル先位に、
二番向きに動く潮を見つけ、そこを流してるとラインがわずかに張るぐらいの当たりがあり、合わせるとグーンと重量感が伝わってきました。

慎重に寄せ釣れたのは41センチの地グロでした(^^)

この状況での嬉しい1尾の思わずガッツポーズ 

久しぶりのキロ級とのやり取り楽しかったです。

それから回収まで数枚追加し納竿となりました。

今日は全体的にあまり良くなくポーターの田崎君が「よう釣っとる方ばい」と言ってくれたので良かったです。






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今日の釣果クロ30~44 8尾
イサキ30~ 3 7 12尾 他     


五島での釣果としては物足りない釣果かもしれませんでしたが、内容としては私的に難しいコンディションの中満足出来る結果でした。

帰港後話し聞いてたら
鬼才松田氏は56センチの尾長を仕留めてたようですさすがですね。