先日は2回目のヒラスチャレンジへ行って来ました!
渡船は毎度お馴染みニューレインボー😄
しかし前日に行っていたヒラス釣友ヒロ君からかなり厳しかったと連絡があり明日は凪になるしかなりヤバイなと感じます…
何とか1本釣れれば…でもそのシチュエーションの方がヤル気が出るのは釣り人の性ですよね~♪
いつも通り少し早めにレインボー基地へ到着しミッチーさんや、ど真グレ会さん等ヒラスの時期に良く会う常連さんと談笑し積み込みを済ませて出船!
レインボーだけでも泊まり客団体の10数名名、既に他船の昼便も3隻入っており場所もあまり無いと思いますが今回も単独なので1人釣り場に何処か上がれるだろうとか色々考えてたらあっという間に上五島沖美良島へ到着♪
北側のヘリコプター周辺は先客がズラリと並んでます。
まず北側の空いてる瀬へ一組、それから西側を走りますがやはり何処も人だらけ…
ビシャゴへ到着しビシャゴ3番へ、ど真グレ会さんが下り今回の宴会場を確保(笑)
それから1.5番へ一組、2.5番は1人釣り場なので上がるかポーター兄やんから聞かれますが去年上がったので申し訳ないですが他の人に行って貰います。
それからレインボーはモンブランへ向かい、ここは上がった事が無いから行きたいなと思ってると1人けん行きたいならよかばい!とポーター兄やんが言うので行くと即答😄
自分は釣果よりも行った事が無い所になるべく行きたいと思ってます、これで美良島でヒラス釣りで行った事が無い主要磯は後6ヵ所程、結果では無く色んな所でキャリアを積みたいと思い今回もそれをしみじみ実感する釣行となります。
そして無事瀬上がり完了♪
今迄何度も瀬上がりを手伝ってるので足場が悪いのは知ってましたがモンブランと言われるだけあって思ったよりも悪かったです(笑)
一合目釣り座、五号目にクーラー、八号目に道具類、その上頂上は広く平らで宴会も出来そうです(笑)
自分は崖際は気持ち悪いので今回は八号目に拠点を構えました😆
まずはドリルでアチコチ穴を開け拠点を充実😁
それから何時も通り晩酌をしてから寝袋へ潜り込みました。
ちなみに美良島の西側ビシャゴから北の鼻までは携帯が繋がりません、暇つぶしが出来ないので寝れない人は本でも持って行った方が良いかもです(笑)
月夜が眩しくなかなか寝付けなかったですが多少睡眠出来て朝を迎えます。
釣り座
周辺は美良島でも見所のある景色が広がります。
夜明けと共に何時も通り釣り開始です!
今回のボイルは8角、去年迄は10角持ってきてましたが今年は腕の負担を減らす為もありますがちょくちょく休憩を入れて海をじっくり観察したいのもあります。
釣りながらも常に周囲を気にして釣りをしてますがそれだけでは見落としてる事も沢山あると思います、 ヒラス釣りは特に海を見る目を養う事が大事でそれ故ヒラス釣りの多くの名人はキャリアを積んだ熟練者が多いのだと思います。
開始から暫くするとピチャピチャとヒラゴと思われる波紋が出て来ますがこの出かたは多分食いません…
案の定食わせきれず時間が過ぎますが朝のこの状況が一段落した頃から食い出すパターンも多いので集中して手返します。
しかしこの日の状況はそんなに甘くありませんでした…
食いが悪く警戒心が強い時にカゴを嫌いボイルだけは拾う事は良くある事ですがこの日はカゴを投げると数分は出てこなくなり、カゴを回収し暫くしてからようやく出てくるパターンでしかもボイルを食べず潮目に沿って居るベイトを求めて浮いて来てるようです。
バシャッっと言うカゴに驚きそこから出てくるボイルにも警戒してるようです。
まだ自分の前にはヒラスが出てるだけでも良いですがビシャゴ方面は全く出てる感じはしませんし遠くに見える北のスベリ辺りも出て無いようです。
上げ潮はゆっくりとワンド向きに潮目を形成して流れており悪い感じはしません。
今日は何処も一杯で瀬変わりする所も無いので頑張るようにだけ言ってレインボーは走って行きます。
結局手の打ち所がなく当たりが取れずに時間だけが過ぎその内ヒラスの姿は完全に消えてしまいました…
天候良く白瀬灯台もハッキリ見えてましたね♪
下げに変われば何か変わるかもと思いましたが状況変わらず…
ツエケサはずっと残ってエサ取り一匹すら釣ってません…
アタリウキを外して深く入れたり再び浅くしたり自分に思う限りの事を色々試しましたがどうする事も出来ず情けない限りです。
このような状況はヒラス釣りを始めたら頃に毎回経験しておりある意味懐かしい感覚もありこの難しさがヒラス釣りの醍醐味の1つでもあるのは間違いないです。
最近たまに思うのですが何故こんなにヒラス釣りにハマったのか?
引きの強さにや大物を釣った時の爽快感に魅力を釣った感じる人が多いと思いますが、自分は日常や他の釣りでは中々体験出来ない圧倒的敗北感なんだと思います。
有無を言わさず仕掛けをぶち切る大物、どんなに努力しても食わせ切れない難しさ、人間ある程度キャリアを積むとそれなりに色々対処出来るようになるのですがこの釣りは常に惨敗が付きまといます。
それが心地よくもあり更にどうにかしてやりたいというチャレンジ精神に火が付くのだと思います、この感覚はクロ釣り等には自分はありません。
楽しさはどちらも同じなのですが壁の高さに自分は違いがありすぎると感じます。
クロ釣りは17年、ヒラス釣りはまだ7年目とキャリアが少ないし年に3ヶ月限定と言うこともあり少しずつしか上達しないので楽しさも続いてるのでしょうね♪
話しは逸れましたが時間は13時を過ぎボイルもほとんど無くなりそろそろ片付けようか考えながら最後にもう一度アタリウキを外して仕掛けを投入します。
風は南西の風が強まりワンドに向かう下げ潮と上手くマッチしていてヒラスが居れば絶好けどな~と半分諦め気味に磯に座りワンド奥まで流して行くとこの日初めてのラインが弾け飛ぶ当たりがありました!!
いきなりでビックリして全ての動作が遅れますが何とか体勢を整えやり取り開始して寄せに掛かります!
サイズは感触的に4キロ程で、やった~♪最後にお土産確保出来た~!と思いながら寄せて来ると途中でガサっと瀬に当たる感触があり無念のバラシ!……
なんと情けない限りで自分の下手さを嘆きますが後2投程出来るボイルと時間があるので直ぐに仕掛けを作り直し狙いますがそれで終わり😅
折角最後の最後にワンチャンスあったのに取り逃がす失態で納竿です…
「他は当たりもなかった所が多かったとぞ!」とポーターから叱咤され
、船長からも「折角の当たりば勿体なか~それを釣って来んば~!」と野次られ、帽子を脱いで深く一礼し謝罪します(笑)
当たり無く終わったって言った方がましやったかな?😆
ここで一本釣って戻ると信頼も上がるでしょうけどまだまだそうなるまでには先は長そうです。
今回の釣果
1-0
今シーズン通算
5-3本
毎年ある食いが落ちるタイミングにはまり撃沈しましたがワンチャンス物に出来なかったのを反省しまた今週末チャレンジしたいと思います!
もう一度チャンスがあればリベンジにこの磯に行きたいですね~