古志岐三礁の沖の瀬にはこの日誰もあげて居らず自分一人貸し切りです。
昨日はクロは小さいのばかりだったが3回程大物のバラシがあったそうでポーターは多分鯛だろうから狙ってみてと言います♪
回収は3時50分位と思うとって~、と離れて行きます。
時計を見ると11時30分、後4時間の勝負です。
先端は波が這い上がってますが潮が下がればいけそうなのでとりあえず船着き向きから竿を出します。
ワンド向き
正面
普段あまり使わない2号ハリスを結び大物に備え開始します。
足元のサラシにマキエを入れて沖目から探るといきなりクロが食ってきます!
35センチ程の地グロでその後もボチボチ30~35位のサイズが釣れます♪
しかしなかなか型を出せず、噂の大物も当たらずモヤモヤしながら時間が過ぎます…
東向きの高場から
一時間が経ち潮位も少しずつ下がり下げ潮が段々動き出します。
やがて下げ潮は勢いを増し音を立てながら流れます!
ここの沖向きの下げの本流は異質で流れを見るだけで気持ちが高ぶります。
五島広しと言えども流れと雰囲気で興奮する所などそう多くは無いでしょうね。
しかし今は3月、本流では食わないでしょうから引かれ潮を攻めます。
潮が湧き上がり普通の引かれ潮とは形相が違います、カガミとカガミの間に仕掛けを入れ込んで行くと本流の際で当たりが連発しますがどれも30前後の小み~んかクロばかりです…
カガミの中には時折良型のクロが浮いて来てますがこれを釣る事はなかなか出来ません…
ここで引かれを一旦諦め、もしかしたら本流に尾長が居るかも知れないと潮上がらどんどんマキエを入れて仕掛けを流して行きます。
素晴らしいスピードで流れているので仕掛けはあっと言う間に沖まで流れ150メートルの道糸は無くなります。
本流へのマキエは切らさずずっと投げ続けながら仕掛けを回収し、また流すを繰り返してると激流の中に大きな魚が見えます!!
ヒラス(ヒラマサ)だ!!!!‼
優にメーターは越えてます!!
しかも1匹ではありません!!
12345678! いや!10、20、30…!
残念ながら画像では捕らえる事が出来ませんでした。
100と言わない数の群れが激流の中を列をなして潮下から潮上へと大行列で上って来ます!
メーターオーバーがウジャウジャいてデカいのは15キロは越えてるようなのも居ます!!
あまりの凄い光景に足が震えます…
こんな時に限って瀬変わりの時必要ないとルアーロッドは船に置いたままです。
余りの凄さにポーターに連絡すると竿持って来ようか?と言ってくれましたが
ルアーロッドなど手にしたらクロ釣りを辞めそうだし掛けても上げれないだろうと思い断ります…
直ぐに何処か行くだろうと思いましたが暫くはウロウロしていて落ち着きません
本流の中が気持ちが良いのか引かれ潮の方には入ってきません。
気持ちを落ち着かせ、今日はクロ釣りだと言い聞かせ釣りますがその内マキエを追うようになり引かれ潮の中までマキエを追ってヒラスが入って来ます!!
完全にマキエに反応してます!
姿を消したと思っても本流にマキエを入れるとヒラスが再び上って来る現象に
食わせれるんじゃないか?と思い
マキエを入れヒラスが走って来るタイミングで本流に仕掛けを入れると?
バチバチバチバチー!!!!!
っと間違いなくヒラスの当たりでラインがぶっ飛んで行きます!!!
勿論クロ釣りタックルなのでベールを起こせず走られるだけ、位を決してベールを起こすと、あまりのヒラスのスピードに竿に乗る前にラインが飛びました…
秋のヒラスシーズン以来のラインの走りに興奮が甦り、納竿迄残り二時間完全にクロ釣りの事など忘れ、勝負になるはずもないヒラスを掛けたい為に必死に本流へと仕掛けを打ち返します。
若い頃は頭に血が登りやすく熱くなりやすかった自分も年齢と共に物事を冷静見つめ、落ち着きが出てきて状況判断出来るようになったと思ってましたが、
勝てる筈もない勝負の為に一生懸命になってる自分に笑いも出て来て一人ニヤニヤしながらひたすら当たりを待ちます。
まだこんな無謀な事に挑む気持ちが自分にあることが嬉しくもありました。
そして再び当たりがあり激流を疾走するヒラスのあまりのスピードに再びベールを起こせずにいましたが一瞬止まったタイミングでベールを起こすと
今迄ずっと使ってきたマスターモデル口太が体験した事がない位折れんばかりに曲がり 思わず
このやろー!こっちを向け!
と竿を折る覚悟で全力で応戦しますが
バチ~ン!!!!とラインが飛びました…
それでも直ぐに仕掛けを作り直し結局レインボーが回収を始めたギリギリまで本流に仕掛けを投げ続けましたが後一回は来ませんでした…
結局クロ釣りに来たのにクロは大して釣れず内容は撃沈でしたが、こんなに楽しく興奮した釣りは初めてだったと思います!
回収に来たときも興奮覚めやらずニコニコしてたと思います。
前夜から寝ておらず眠たい筈なのに帰りの船でも一睡も出来ずに帰港しました(笑)
古志岐三礁… なんて釣り人に夢や驚きをくれる所でしょうか…
海の凄さ、釣りをしていたからこそ日常ではあり得ない体験と興奮を味わえた
釣りをしていて本当に良かったと心から思えた釣行でしたね♪
今回の釣果 ヒラスに狂ってるときに釣れた外道のクロ(笑)
45センチ1.7キロ
32~38センチ8尾
小さいイサキ8尾
昨日はクロは小さいのばかりだったが3回程大物のバラシがあったそうでポーターは多分鯛だろうから狙ってみてと言います♪
回収は3時50分位と思うとって~、と離れて行きます。
時計を見ると11時30分、後4時間の勝負です。
先端は波が這い上がってますが潮が下がればいけそうなのでとりあえず船着き向きから竿を出します。
ワンド向き
正面
普段あまり使わない2号ハリスを結び大物に備え開始します。
足元のサラシにマキエを入れて沖目から探るといきなりクロが食ってきます!
35センチ程の地グロでその後もボチボチ30~35位のサイズが釣れます♪
しかしなかなか型を出せず、噂の大物も当たらずモヤモヤしながら時間が過ぎます…
東向きの高場から
一時間が経ち潮位も少しずつ下がり下げ潮が段々動き出します。
やがて下げ潮は勢いを増し音を立てながら流れます!
ここの沖向きの下げの本流は異質で流れを見るだけで気持ちが高ぶります。
五島広しと言えども流れと雰囲気で興奮する所などそう多くは無いでしょうね。
しかし今は3月、本流では食わないでしょうから引かれ潮を攻めます。
潮が湧き上がり普通の引かれ潮とは形相が違います、カガミとカガミの間に仕掛けを入れ込んで行くと本流の際で当たりが連発しますがどれも30前後の小み~んかクロばかりです…
カガミの中には時折良型のクロが浮いて来てますがこれを釣る事はなかなか出来ません…
ここで引かれを一旦諦め、もしかしたら本流に尾長が居るかも知れないと潮上がらどんどんマキエを入れて仕掛けを流して行きます。
素晴らしいスピードで流れているので仕掛けはあっと言う間に沖まで流れ150メートルの道糸は無くなります。
本流へのマキエは切らさずずっと投げ続けながら仕掛けを回収し、また流すを繰り返してると激流の中に大きな魚が見えます!!
ヒラス(ヒラマサ)だ!!!!‼
優にメーターは越えてます!!
しかも1匹ではありません!!
12345678! いや!10、20、30…!
残念ながら画像では捕らえる事が出来ませんでした。
100と言わない数の群れが激流の中を列をなして潮下から潮上へと大行列で上って来ます!
メーターオーバーがウジャウジャいてデカいのは15キロは越えてるようなのも居ます!!
あまりの凄い光景に足が震えます…
こんな時に限って瀬変わりの時必要ないとルアーロッドは船に置いたままです。
余りの凄さにポーターに連絡すると竿持って来ようか?と言ってくれましたが
ルアーロッドなど手にしたらクロ釣りを辞めそうだし掛けても上げれないだろうと思い断ります…
直ぐに何処か行くだろうと思いましたが暫くはウロウロしていて落ち着きません
本流の中が気持ちが良いのか引かれ潮の方には入ってきません。
気持ちを落ち着かせ、今日はクロ釣りだと言い聞かせ釣りますがその内マキエを追うようになり引かれ潮の中までマキエを追ってヒラスが入って来ます!!
完全にマキエに反応してます!
姿を消したと思っても本流にマキエを入れるとヒラスが再び上って来る現象に
食わせれるんじゃないか?と思い
マキエを入れヒラスが走って来るタイミングで本流に仕掛けを入れると?
バチバチバチバチー!!!!!
っと間違いなくヒラスの当たりでラインがぶっ飛んで行きます!!!
勿論クロ釣りタックルなのでベールを起こせず走られるだけ、位を決してベールを起こすと、あまりのヒラスのスピードに竿に乗る前にラインが飛びました…
秋のヒラスシーズン以来のラインの走りに興奮が甦り、納竿迄残り二時間完全にクロ釣りの事など忘れ、勝負になるはずもないヒラスを掛けたい為に必死に本流へと仕掛けを打ち返します。
若い頃は頭に血が登りやすく熱くなりやすかった自分も年齢と共に物事を冷静見つめ、落ち着きが出てきて状況判断出来るようになったと思ってましたが、
勝てる筈もない勝負の為に一生懸命になってる自分に笑いも出て来て一人ニヤニヤしながらひたすら当たりを待ちます。
まだこんな無謀な事に挑む気持ちが自分にあることが嬉しくもありました。
そして再び当たりがあり激流を疾走するヒラスのあまりのスピードに再びベールを起こせずにいましたが一瞬止まったタイミングでベールを起こすと
今迄ずっと使ってきたマスターモデル口太が体験した事がない位折れんばかりに曲がり 思わず
このやろー!こっちを向け!
と竿を折る覚悟で全力で応戦しますが
バチ~ン!!!!とラインが飛びました…
それでも直ぐに仕掛けを作り直し結局レインボーが回収を始めたギリギリまで本流に仕掛けを投げ続けましたが後一回は来ませんでした…
結局クロ釣りに来たのにクロは大して釣れず内容は撃沈でしたが、こんなに楽しく興奮した釣りは初めてだったと思います!
回収に来たときも興奮覚めやらずニコニコしてたと思います。
前夜から寝ておらず眠たい筈なのに帰りの船でも一睡も出来ずに帰港しました(笑)
古志岐三礁… なんて釣り人に夢や驚きをくれる所でしょうか…
海の凄さ、釣りをしていたからこそ日常ではあり得ない体験と興奮を味わえた
釣りをしていて本当に良かったと心から思えた釣行でしたね♪
今回の釣果 ヒラスに狂ってるときに釣れた外道のクロ(笑)
45センチ1.7キロ
32~38センチ8尾
小さいイサキ8尾